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2013年6月27日北海道:7歳児童死亡 プラムの種

<プラムの種>詰まらせ7歳死亡 特別支援学級の給食 札幌

毎日新聞2013年6月27日(木)23時8分配信

 27日午後1時10分ごろ、札幌市南区南31西9の市立南小学校で、特別支援学級2年の男児(7)が給食のプラムの種を詰まらせたと119番があった。救急隊員が種を取り除き、男児を病院に搬送したが死亡が確認された。中島啓子校長は記者会見し「痛ましい事故が起きてしまった。ご両親に大変申し訳なく思う」と陳謝。市教育委員会は、再発防止策を検討するとしている。

 市教委によると、この日は午後0時40分ごろから教室で男児を含む児童4人と担任2人で給食を食べていた。男児は同55分ごろ、プラムの種(直径1.5センチ)の周りの果肉を食べようとして、誤って種をのみ込んだ。担任が、種はのみ込まずに出すよう注意した直後だったという。

 男児は胸をたたく仕草をし、異変に気付いた担任が口に手を入れはかせようとするなど緊急措置を施した。さらに背中をたたいてはき出させようとしたり、掃除機を使って吸引しようと試みたりしたほか、救急隊員の指示を受けながらAED(自動体外式除細動器)を作動させるなどした。午後1時15分、レスキュー隊が駆け付けた時点では、声をかけても反応しなかったという。

 プラムは直径約4センチで、切らずに丸のまま提供していた。市教委によると、プラムは旬の果物として年に数回、種がついたまま出す珍しい食べ物だった。

 子供の事故に詳しい「緑園こどもクリニック」(横浜市泉区)の山中龍宏院長によると、6~7歳は乳歯が生え替わる時期で、歯が無いため食べ物を吸い込み誤飲してしまう事故が後を絶たないという。ミニトマトやブドウ、リンゴのかけら、白玉団子でも死亡例がある。山中院長は「ミニトマトくらいの大きさ、丸さがあれば喉に詰まらせる危険性がある。その場合、死亡率は5分間で50%くらいまで高まる」と指摘する。【平野美紀、伊藤直孝】

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