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2014年8月3日宮城:津波被害0保育園 奇跡ではない。

兵庫)津波犠牲ゼロ、奇跡じゃない 岩手の保育所長講演

2014年8月3日03時00分朝日新聞デジタル

 1人の犠牲も出さなかったのは、奇跡でも偶然でもありません――。東日本大震災の津波で園舎が流される被害を受けながら、いち早く高台へ避難し、園児や保育士ら約100人全員が助かった岩手県の野田村保育所。所長の小野寺すみさん(55)が2日、西宮市内で講演し、日頃の備えの大切さを説いた。

 2011年3月11日、これまでと違う強い揺れに、小野寺さんは「津波が来るかもしれない」と直感した。当時は保育所の主任保育士。すぐに避難を決めると、同僚らとともに0~6歳の園児を連れ、約100人の集団で高台へ向かった。0、1歳児は保育士らがおんぶした。

 保育所は海岸から約500メートル。2006年に津波の避難対象区域に入った。毎月の避難訓練では、津波が地震から最短15分で到達するという予測のもと、約1キロ先の高台へ逃げる訓練を重ねていた。

 いつもの高台には約13分後に到着した。この日、ちょうど避難訓練を予定し、着替えなどの準備を済ませていたのも幸いした。

 だが、その後、小野寺さんは灰色の津波が海岸の松の木を越え、軽自動車を押し流すのを見た。全員でさらに坂道を上り、最終的に保育所から2キロ離れた野田中学校まで逃げた。

 野田村では津波で37人が亡くなり、被害家屋は約500棟に上った。

 こうした状況でも、子どもたちが落ち着いて行動できたのは毎月の避難訓練が大きかった、と小野寺さんは振り返る。

 訓練以外にも、おしゃべりをせず、手もつながずに黙々と歩く「早足散歩」をふだんの保育に採り入れ、避難に応用できたという。

 「常に危機感を持って備えないと、子どもの命は守れません」。小野寺さんは力を込め、そう話した。(千種辰弥)

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